2回戦というか、8ヵ月半ぶりのエッチが終了し、
時間を確認したら16時45分。
あと15分でホテルを出なくてはならない。
彼に逢うと毎回思うことだけど、本当に時間が過ぎるのが早い。
時間が足りない。

彼は何とか立ち上がり、ササッと着替える。
私はベッドに置いていた持参した紙やノートをまとめる。
彼の紙袋に、私が渡したプレゼントが入っている。
お互い貸すものや返すものを渡し合っていなかった。
そのことを告げると、紙袋の中身を入れ替えることになったw(゚o゚*)w
いつもはお互い持ってきた紙袋をそのまま渡し合うのだが。

紙袋に入っていたCDや漫画のコミックスを出して、渡し合う。
彼の3大好きな漫画の一つは、9巻と10巻が歯抜け(^0^;)
これ、借りるか古本屋で立ち読みするしかないな。
そうしないと11巻以降が読めない。

おそろいのひざかけも渡し合う。
彼は私の渡した洗濯済みのひざかけの匂いを嗅いでいた。
使うのまだ先だろうけど。
ちなみに彼が使ってた洗濯してないひざかけの匂いを嗅ぐと、
いい匂いがした。
洗濯するのがもったいないな^^;

2重にしてあった大きめのレジ袋(中が見えないようになっている)の内
1枚を彼に渡す。
「家に帰った時袋の音で怪しまれたりしない?」
「大丈夫」
「結構レジ袋の音って聞こえるで」

残り10分。
この時点でまだ私すっぽんぽん^^;
着替える前に、お風呂のお湯を抜く。

彼は下着を身に着ける姿にエロさを感じるらしい。
なので、彼の前で下着を着けてみた。
「ねえ。どこがエロいの?下着を脱いで裸になるのがエロいのはわかるけど、
下着を着けてる所がエロいっていうのがわからない」
「AVにもあるやろ。エッチが終わって着替えるシーン」
「そんなのあるの?着衣系?職業系?
AVって、最後女性だけ一人で取り残されてるで」
「それは質が悪いAVやな。
俺が観てたAVは着替えてからお疲れさまでしたーって解散するで」
素人系?
「でもAVって最後女性の姿だけ映して、
男優さんの声は入らないようにするらしいで」

「なんでAV女優ってAV出ようって思うんだろうね」と私。
これずっと疑問なのである。
「抵抗がないんちゃう?」
「抵抗はあるでしょ。一生自分の映像が残って出回るし。
で、綺麗な人ばっかりやんか。モデルとか女優並みに綺麗だし」
「色々事情があるんやろ」
借金とか、家庭の事情なんだろうか。
「新垣結衣のような顔の人が、AV出てるようなものやで」と私。
「え?」
「あらがき?にいがき?未だに読み方知らへん」
「ああ、ガッキーね。ガッキーって言うてよ」
彼は新垣結衣が好きなのに、本名で呼ぶと誰だかわからないらしい。
愛称で覚えてるから^^;

残り5分。
彼とはホテル代は割り勘なので、2000円を渡す。
「ありがとうございました」と私。
彼が会計をしている間、レジ袋に荷物を入れ、
かばんに持ち物を突っ込む。
ベッドやソファ、テーブル、洗面所など
忘れ物がないか確認し、最後に備え付けの除菌ジェルを手に擦り込ませる。
「あ、(ホテルの)落書き帳見るの忘れてた!」
このホテルは落書き帳を置くようになり、
2人でめくったり何か落書きしたりしていたのだが、
今日は頭になかった。

バタバタと部屋を出る。
16時58分に退室。
先に彼が部屋を出たので、彼について階段を降りていく。

彼の車に荷物を積む。
まだ雨は降っていて、今日は始まりから終わりまで雨だった。
「ここ左ね」と私。
ホテルを出て左折する。
そして突き当たりに出る。
「ここを左折やろ」と彼。
「覚えてるの?すごい」
「ここの分かれ道は覚えた」
8ヵ月半ぶりなのによく覚えてたと思う。
忘れてる時は「どっち?」って訊いてくるのに。

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